ホストにチャレンジしようかなと考えている人の中には、「短期間で稼げそう」「お酒を飲むだけでお金がもらえて楽しそう」といったイメージを持っている人も多いでしょう。確かにホストは努力次第では青天井に稼げる可能性があり、やりがいを感じやすい仕事でもあります。しかし、その一方で「こんなはずじゃなかった」と感じ、ホストになったことを後悔してしまう人も少なくありません。
ホストは接客だけでなく、営業連絡や人間関係、数字のプレッシャーなど、華やかなイメージだけでは判断ができない苦労が多くあります。向いていない状態で始めてしまうと、精神的な負担が大きくなり、続けることが難しくなってしまうこともあります。
この記事では、ホストになってから後悔しやすい人の特徴を紹介します。これからホストを目指している人は、自分に当てはまる部分がないか確認をしながら読み進めてみてください。事前に知っておくことで、後悔を防ぐ判断材料にもなります。
特徴① 楽して稼げると思っている人
ホストになって後悔する人に多いのが、「楽して稼げる」と思って始めてしまうケースです。SNSや求人では、高収入や華やかな生活が協調されることも多く、それを見て興味を持つ人も少なくありません。しかし実際には、入店してすぐに高収入を得られる人はほとんどいません。
最初は接客を覚えたり、先輩のサポートをする期間があります。指名が増えない間は売上も安定しないため、思っていたより稼げないと感じることも多いでしょう。最初から高収入を得られると考えていた人ほど、「こんなはずじゃなかった」と後悔しやすくなります。
ホスト=稼げる仕事というのは嘘ではありませんが、それは努力を重ねた結果として得られるものです。最初から楽に稼げると考えてしまうと、現実との違いに戸惑い、モチベーションが下がってしまいます。
特徴② すぐに売れると思っている人
「ホストになればすぐに売れる」と思っている人も、後悔しやすい傾向があります。ホストの世界で新人がすぐに指名を増やすのは決して簡単ではありません。入店直後は、お店の雰囲気に慣れたり、接客の流れを覚えたりするので精一杯です。
指名は一度の接客で決まるものではなく、何度も会ったり連絡を続けたりする中で少しずつ増えていくものです。そのため、結果がでるまでにはある程度の時間がかかります。最初から指名が増えないのは当たり前ですが、すぐに売れると思っていた人は「自分には向いていないのかもしれない」と不安になり、辞めてしまう人もいます。
売れているホストも、最初から順調だったわけではありません。地道な努力を重ねながら、少しずつ指名を増やしていくケースがほとんどです。すぐに結果が出ると考えてしまうと、途中で挫折しやすくなります。
特徴③ 見た目だけで勝負できると思っている人
ホストは見た目が重要だというイメージを持っている人も多いでしょう。確かに第一印象は大切ですが、見た目だけで売れ続けるには限界があります。実際には、会話の内容や気遣い、居心地の良さなどが指名に大きく影響します。
見た目に自信がある人ほど、「自分ならすぐに売れるはず」と考えてしまうことがあります。見た目だけで勝負できると思って始めてしまうと、思うように結果に繋がらなかったときにギャップを感じやすくなります。ホストは見た目だけではなく、接客スキルや居心地の良さなどの総合的な魅力が求められる仕事です。
特徴④ 連絡がマメにできない人
ホストの仕事は、お店にいる時間だけで完結するものではありません。むしろ、営業後の連絡や日常的なやり取りが来店に繋がる重要なポイントになります。そのため、連絡がマメにできない人は思うように成果が出ずに後悔しやすい傾向があります。
来店してもらうために日々の連絡を続けることが必要です。何気ない会話や近況のやり取りが関係を深め、次の来店のきっかけになります。連絡自体が面倒に感じてしまったり、返信を後回しにしてしまったりすると、関係が自然と途切れてしまい、指名や売上には繋がりません。
最初は「接客だけ頑張れば大丈夫」と思っていても、実際には連絡の重要性を実感する場面が多くあります。連絡を続けることが負担に感じてしまう人にとっては想像以上の負担となってしまい、後悔してしまうことがあります。
特徴⑤ メンタルが安定しない人
ホストの仕事は、売り上げや指名数等が目に見える形で表れます。そのため、数字にメンタルが左右されやすい人は、後悔しやすい傾向があります。
ランキングや売上は毎日のように意識することになります。思うように数字が伸びないと、落ち込んだり不安に感じたりすることもあるでしょう。また、調子が良い時と悪い時の差も大きいため、安定しない状況にストレスを感じやすくなります。
数字を追うことは重要ですが、常に上手くいくわけではありません。波がある中で気持ちを切り替えることができないと、精神的な負担が大きくなり、後悔して辞めてしまう人も少なくありません。
特徴⑥ 上下関係が苦手な人
ホストクラブではチームプレーが多く、先輩後輩の関係も存在します。店舗によって雰囲気は大きく異なりますが、新人のうちは先輩のサポートをしたり、雑用を任されることもあります。上下関係に苦手意識がある人は、こうした環境に戸惑ってしまいます。
特に、社会人経験の少ない人や、ホスト=自由な環境をイメージしている人ほど、ギャップを感じやすい傾向があります。表向きの華やかなイメージだけで始めてしまうと、裏側の部分に驚くこともあるでしょう。
もちろん厳しい上下関係ばかりではありませんが、チームプレーがある以上、周りとの関係は重要です。人間関係にストレスを感じやすい人は、続けることが難しくなる場合があります。
特徴⑦ ホスト=お酒だと思っている人
ホストはお酒を飲む仕事というイメージを持っている人も多いでしょう。しかし、実際にはお酒が飲めるだけで稼げるわけではありません。会話や気遣い、場の雰囲気づくりなど、接客スキルが求められます。
お酒が強いことは一つの武器になりますが、それだけでは売上には繋がりません。また、飲みすぎてしまうと会話が雑になったり、悪い印象を与えてしまうこともあります。飲めることを前提に始めてしまうと、現実とのギャップに戸惑うこともあります。
ホストはお酒を飲むことが目的ではありません。姫様に楽しい時間を共有する仕事です。その点を理解せずに始めてしまうと、後悔に繋がることもあります。
特徴⑧ 会話が得意だと思い込んでいる人
友達との会話が盛り上がるからホストに向いていると考える人もいますが、実際の接客は友達との会話とは異なります。ホストの会話は、相手を楽しませることが求められるため、聞く力や気遣いも必要になります。
自分が話したいことばかり話してしまうと、姫様にとって居心地のいい時間にはなりません。姫様の話を引き出し、共感しながら会話を広げる力が求められます。話すことを得意としている人にとっては、難しさを感じることもあるでしょう。
会話が得意だと思い込んでいる人ほど、求められるスキルとのギャップを感じやすくなります。接客としての会話は練習や経験が必要なため、得意だと思っている人ほどつまずきやすいポイントです。
特徴⑨ 努力が続かない人
ホストは短期間で結果を出せる人もいますが、多くの場合は地道な努力の積み重ねが必要です。姫様への連絡を続けたり、接客を振り返ったり、改善を繰り返したりすることが求められます。努力が続かない人は成果も出にくく、後悔しやすい傾向があります。
最初はやる気に満ちていても、結果が出ない期間が続くと、モチベーションが下がることもあります。その状態で努力を続けられるかどうかが、ホストとしての成功を左右します。努力が続かなければさらに結果は出にくくなり、悪循環に入るとホストを続けることが難しくなります。
売れているホストほど、地道な努力を続けています。ホストには少しの努力を継続できる力が求められます。この点を理解していないと、思ったより大変だと感じ、後悔しがちです。
特徴⑩ なんとなく始める人
明確な目的がないままホストを始める人も、後悔しやすい傾向があります。「稼げそう」「楽しそう」といった漠然とした理由だけでは、モチベーションの維持が難しいです。
ホストの仕事は、良いことばかりではありません。売上が伸びない時期や、思うようにいかない場面もあります。その支えになるのが、目標や目的です。目標がある人は、苦しい時期でも踏ん張ることができます。
一方で、なんとなく始めた場合は、少し辛いと感じただけで、「辞めようかな」と考えがちです。目的を持たずに始めると、続けられず後悔することになります。
ホストは華やかなイメージがある一方で、ホストになったことを後悔して辞めてしまう人も少なくありません。今回紹介したように、楽して稼げると思っていたり、すぐに結果を出せると考えていたりすると、現実とのギャップを感じやすくなります。また、連絡の大変さや数字のプレッシャー、人間関係など、想像以上に負担を感じる場面もあります。
ただし、これらの特徴に当てはまるからと言って、必ず向いていないという訳ではありません。事前に後悔しがちなポイントを理解しておくことで、対策できることも多くあります。大切なのは、イメージだけで判断せず、実際の仕事内容を知ったうえで判断することです。
少しでも不安がある場合は、体験入店などで雰囲気を確認するのもいいでしょう。1つでも当てはまる特徴画れば、対策をしたうえで応募するようにしましょう。