炎上が起きると、焦りや不安から「その場しのぎ」の行動をとりたくなるもの。
でもSNSの世界では、その一手が致命傷になることがあります。
■説明なしの投稿削除
「まずい!」と思って即座に投稿を消したくなる気持ちはわかります。
でも今の時代、問題の投稿はすでにスクリーンショットで保存されていると思っておいた方が現実的です。
説明のないまま削除すると「逃げた」「隠そうとしている」と受け取られ、不信感をさらに高める結果になりかねません。
もちろん内容によっては早めに削除すべきケースもありますが、大切なのは「消すかどうか」よりも「どう説明するか」です。
削除するときも、必ずお店と方針を共有したうえで、経緯をきちんと説明してから動きましょう。
■ブロック・ミュートで批判を遮断する
批判コメントが続くと、片っ端からブロックやミュートをしたくなりますよね。
でもそれは、火に油を注ぐ行為です。
批判している人たちを一方的に遮断すると「都合の悪い声を消している」と見なされ、別の場所でさらに大きな火種が生まれることもあります。
個別対応よりも、必要な説明を全体に向けて丁寧に発信し、公式な対応に集中する方が得策です。
なお、脅迫や執拗な嫌がらせなど、安全面の問題がある場合はこの限りではありません。そうしたケースでは、適切な防御対応が必要です。
■サブ垢での自作自演や煽り
炎上時に最もやってはいけないのが、匿名アカウントやサブ垢を使って自分を擁護したり、批判者に反論したり、流れを操作しようとする行為です。
文章のクセや投稿パターンから「本人だ」と特定されてしまうと、元の炎上以上に「姑息な人」というレッテルを貼られ、再起不能なダメージを負うことになりかねません。
炎上対応で本当に大切なのは、流れを操作することではなく、信頼を回復すること。
裏から動こうとする行動は、その信頼を自ら壊すリスクが高いのです。