宣材写真を撮るのに戸惑うホストは実は多いんですよ。
今回の記事ではそんな「ホストの宣材写真」について解説します。
宣材写真を適当に作ってしまうと、お客さまの目にとまらず今後のホスト人生に大きな影響が出てしまうケースもあります。
特に新人ホストさんにとってはスタートダッシュでつまずく可能性も否めません。
宣材写真は指名を撮れるかどうかを左右する超重要アイテム。
宣材写真で失敗しないポイントや初心者でもかっこよく撮れるポーズ例を紹介するので、ぜひ考にしてみてくださいね。
ホストの宣材写真は、ホストとしてデビューする際に必ず撮影しなければなりません。
ホストクラブによっては提携しているスタジオもありますが、なければ自分でスタジオやカメラマンを探して撮影する必要があります。
もちろんスタジオによって宣材写真の仕上がりは変わってくるので、先輩ホストや有名ホストが利用している、ナイトワークに強いスタジオを利用できるといいでしょう。
また、宣材写真を撮りなおして更新するのはホスト個人の判断に委ねられるケースが多い傾向にあります。
人によっては数か月に一回のペースで宣材写真を更新していることも!
ただしホストとして成功すれば役職が上がっていき、そのたびに名刺を作りなおす必要性もあるでしょう。
名刺を新調するタイミングで宣材写真も新しいものにしているホストも多くいますよ。
「ホストにとって宣材写真は名刺代わり」と言われるものの、本当にそんなに大事なのと思う方も正直いるかと思います。
でも実際に、宣材写真の良し悪しで指名の入り方が変わるのはホスト界の常識。
しかも今の時代はSNSや広告にもバンバン使われるため、微妙な写真だと「第一印象で損する」こともあるんです。
つまり宣材写真はただの記念撮影ではなく、お客様に選ばれるための武器。
ここからは、なぜホストにとって宣材写真が超重要なのかを詳しく解説していきます!
宣材写真は初見のお客さまから指名されるために大事な要素です。
ホストの売り上げはリピーターの数次第で決まるといわれていますが、リピーターを生みだすためにはまず初回のお客さまからの指名を勝ち取らなくてはなりません。
初めて来店するお客さまは、男本(ホストクラブに所属するホストの宣材写真が掲載されたカタログ)や店頭パネルなどを参考にしてホストを指名します。
そのため、十分に魅力が伝わる宣材写真でないと、初回の指名回数が少なくなり、指名数全体を伸ばしにくくなってしまうのです。
昨今のホストクラブでは、ホスト個人のSNSアカウントをきっかけに来店するお客さまも増えています。
またインターネット上でなくとも、街中の看板に所属ホストの宣材写真を用いているホストクラブは多数あります。
たまたま目に入った宣材写真に魅力を感じて来店してくださるお客さまの数は、決して馬鹿にできません。
むしろそういった形で初回の入店に来てくださるお客さまは、最初から好意的なので接客しやすく、
送り指名やその後の本指名にもつなげやすいというメリットがあります。
宣材写真を撮るとき、「どんなポーズをすればいいんだ?」と悩む新人ホストは少なくありません。
実は、ホストの世界には、指名を取りやすくするポーズがいくつかあるんです。
プロのカメラマンもよく使う”定番ポーズ”をマスターすれば、初心者でも写真映えバッチリ!
ここでは、ホストなら押さえておきたいポーズを3つ紹介します!
顔に手を当てるポーズは、小顔効果があるので多くのホストに愛用されています。
人間の脳には、隠れて目に見えない箇所を無意識のうちに自動で補正する機能があるといわれており、自分にとって魅力的・理想的な形になるように見せてくれるんだそうです!
また顔を手に当ててフェイスラインを隠すことで、ミステリアスな雰囲気も演出できます。
影の雰囲気を出したいという方にもおすすめのポーズです!
あえて目線をずらすと、自然な表情を見せたりこなれた雰囲気をアピールしたりできます。
カメラ目線よりも「余裕のある大人っぽさ」や「ナチュラルな雰囲気」を演出できるのが、目線ずらしの効果です
顔が魅力的に映る、いわゆる「盛れる」角度は人それぞれ違います。
全身が映る姿見などを使って、自分の顔はどの角度が一番盛れるのか研究しましょう!
地面に座り片膝を立てるポーズもおすすめのポージングのひとつ。
実は膝の使い方でクールに見えたり、可愛らしく見えたりと魅せ方が変わってくるんです!
地面に座り片膝を立てるとクール感が引き立ちます。余裕のある大人の色気を出したいなら、片膝を立ててみましょう。
一方可愛らしくみせたいなら、両ひざを立てて抱え込むポーズがおすすめ。無防備さが出ますよ!
また少しラフに座ると、肩の力が抜けて自然な雰囲気も演出できます
例えば、加工を盛りすぎて実物と違いすぎたり、安いスタジオで撮影してイマイチな仕上がりになったり……。
そうなると、お客様に「写真と違う…」って思われて、指名につながらない可能性も出てきてしまいます。
ここでは、宣材写真でやらかさないための注意点をしっかり解説していきます!
宣材写真を加工し過ぎると、実際の自分からかけ離れた写真になってしまい、かえってお客さまにマイナスのイメージを与えてしまう場合があります。
お客さまの立場に立てば、宣材写真で気に入って指名したのに、その写真とは大きくかけ離れたホストが出てきたら興覚めですよね。
これは夜の世界においては「パネマジ」と呼ばれる現象ですが、基本的にお客さまを遠ざけてしまう要因になるのでなるべく避けましょう。
もちろんある程度の修正は大抵の宣材写真に入っていますし、きちんとした修正なら違和感を最小限にしつつより魅力的な写真に仕上げられますよ。
宣材写真を撮影するスタジオは妥協せず、しっかりとしたところを選びましょう。
フォトスタジオは所属するカメラマンや所有する設備・機材によって大きなレベルの差が生じます。
単純な映りの良さだけでなく、売れっ子ホストの宣材写真には、そのホストがどんな人柄なのかまで伝わるような工夫が込められていることが多いんです。
とはいえ優れたスタジオの目利きなんて、最初のうちはまったく分かりませんよね。
まずは先輩ホストの宣材写真を見て希望のイメージを見つけ出して、その人に利用しているスタジオを教えてもらうと良いでしょう。
スタジオで宣材写真を撮影してもらう費用の相場は、一般的には1カットあたり10,000~20,000円といわれています。
「意外とかかる……」と思った方もいるかもしれませんね。
ご安心ください!最初は2~3カットをしっかり撮っておけばOK!
「かっちりした正面」
「少しラフな角度」
「目線を外した雰囲気カット」
この3つを押さえておけば、名刺・SNS・広告用に使いまわせるはずです。
またスタジオのランクやロケーション撮影の有無、メイクさんの手配(プロに頼むとプラスで5,000~10,000円かかることも)で価格は変動することも押さえておきましょう。
「新人には負担が大きくないか」と思われた方もご安心ください。
宣材写真の撮影費をサポートしてくれるお店はたくさんあります!
中には撮影費をすべて負担してくれるホストクラブもあるほど!
入店時や撮影前にお店の人に相談してみてくださいね
ホストにとって、宣材写真はただの「顔写真」ではありません。
宣材写真というのは「この人に会ってみたい!」と思わせるための、最強の営業ツール。
実際に、売れっ子ホストほど宣材写真にこだわり抜いています。
そのため適当に撮った写真を使ってしまうと、指名チャンスを自分から手放しているようなもの。
だからこそ、今回紹介した「定番ポーズ」や「宣材写真の注意点」を押さえて、ベストな一枚を撮るのが吉。
SNSや広告でも活用できるので、良い宣材写真を持っているだけで指名につながるチャンスはグッと増えるはずですよ!
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