上京ホストの寮生活って実際どう?メリット・デメリットとリアルな現実

上京ホストの寮生活って実際どう?メリット・デメリットとリアルな現実
「上京して都会のホストクラブで成功したい」という夢があるなら、寮付きの店舗を選ぶのが断然オススメです!
見知らぬ土地でイチから部屋を探して契約するよりも手間や初期費用を大幅に抑えられるため、最短ルートでホストを始めて稼ぐことができます。

しかし、人によっては寮生活がかえってストレスになってしまうケースも少なくありません。
実態を知らずに入寮すると、人間関係のトラブルが生じたり、すぐに店を辞めることになるリスクもあります。

そこでこの記事では、上京する前に知っておきたいホストクラブの寮のリアルなメリット・デメリットをはじめ、寮に入るために必要な準備や手続き、上京から入寮までのスケジュールなどをわかりやすく解説します。
このコラムでわかること

上京するなら寮付きの店がオススメの理由

ホストの寮の実態・デメリット

住民票の移動など、入寮の手続き方法

寮に住みながらお店を飛んだ場合はどうなる?

安心して住める寮を見極めるためのチェックポイント

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上京してホストを始めるなら寮に入るべき理由

「ホストクラブの寮」と聞くと、狭くて汚い部屋に何人も詰め込まれているようなネガティブなイメージを持つ人もいるかもしれません。
しかし、現代のホスト業界では、店舗が近隣のマンションを借り上げているケースがほとんどです。
極端に古くて清潔感のない物件や、いわゆる「タコ部屋」のような環境は激減しているため、安心して寮生活を始めることができます。

まずは、上京ホストが寮付きのお店で働くメリットを見ていきましょう。

■初期費用を限界まで抑えられる

自力で部屋を借りる場合、敷金・礼金・仲介手数料などで数十万円の初期費用が必要になります。
さらに、新しく家具家電を買い揃える費用もかかります。

一方、寮であればこれらの初期費用がほぼかかりません
ベッドや冷蔵庫、洗濯機などの基本的な家具家電はあらかじめ備え付けられることが多いため、最小限の費用で新生活をスタートできます。

また、寮費もその土地の家賃相場より安く設定されることが多いので、ホストで稼いだお金をしっかり手元に残せるのも大きなメリットです。

■体験入店当日から「即日入寮」ができるお店もある

多くのお店では、面接や体験入店(体入)で上京したその日から生活できる「即日入寮」のシステムを用意しています。
本入店が決まったあとに家を探して契約するまでの期間やホテル代がいらないので、上京後すぐにホストとして働き始めることができます。

■同僚や先輩ホストがいるから孤独を感じにくい

知り合いもいない初めての土地で1人暮らしを始めると、不安感や寂しさから心が折れてホームシックになってしまうこともあります。
しかし寮であれば、同じ目標を持った仲間や先輩と一緒に生活するため、孤独感を感じにくくなります。
プライベートの時間でも売上を出している先輩から接客のコツを聞いたり、仕事の悩みを相談できたりするため、成長やスキルアップのチャンスも多くなります。

■上京費用を出してくれるお店も!

お店によっては、地方からの移動にかかる交通費を全額(または一部)支給・負担してくれるところもあります。
「都会でホストに挑戦したいけれど手持ちのお金が少ない」という状態でも、まさに「カバンひとつ」で上京を叶えることができます。

支給金額の上限や条件、申請方法などは店舗によって異なるため、できるだけ面接前に確認しておきましょう。

実は良いことばかりじゃない⁉ホスト寮のデメリット

メリットが多いホストクラブの寮ですが、一方で集団生活ならではのストレスがあるのも事実です。
性格によっては、寮生活が合わないと感じてしまう人も...。
入寮してから「やめとけば良かった」「早く出たい」と後悔しないよう、デメリットについても理解しておきましょう。

また、「早く上京したいけれど資金がない」という方に向けて、寮生活でモチベーションを保ちながら乗り越えるための対処法もお伝えします。

■一人部屋になることはなく、基本は相部屋

新人ホストに一人部屋(個室)が割り当てられるのは、かなり稀なケースになるので、基本的には同僚や先輩との相部屋になります。
そのため、プライベートな空間が確保しづらい就寝時間や休日の過ごし方など生活リズムの違いから気を遣って疲れてしまうこともあります。

なお、毎月安定した売上を上げられるようになったり、割増料金を払えば一人部屋に入れる場合もあります。
将来的に一人部屋を希望する場合は、一度お店側に条件や制度について確認してみましょう。

■共同生活にストレスを感じやすい人には不向き

お風呂やトイレ、キッチンなどの水回りは共有となるため、使いたいタイミングで使えないという不便さもあります。
また、潔癖症気味で他人が使ったあとの衛生面が気になる人には、正直に言って寮生活は厳しい環境といえるでしょう。
ほかにも「他人の生活音が気になる」といった敏感な人や、「家事は自分のペースでやりたい」という人も寮生活には向いていない可能性があります。

■【対策】デメリットを乗り越えてモチベーションを維持するコツ

もし「共同生活は得意ではないけれど、すぐに上京してホストを始めたい」という場合は、あくまで寮は「稼げるまでの仮住まい」と割り切ることが大切です。
はじめは寮生活で初期費用や生活費を徹底的に抑え、そのあいだにホストとして結果を出してお金を貯め、「早く退寮して一人暮らしをする」という目標を持ちましょう。

実際、売れっ子になったホストの多くは数ヵ月~半年ほどで寮を出ていくため、ホストクラブの寮は入れ替わりが激しいのが特徴です。
そうした先輩たちの姿を間近で見られることは、「自分も早く稼いで一人暮らしをするぞ」とモチベーションを保つきっかけになります。

上京前に要チェック!住民票や入寮時の手続きはどうする?

実際に寮に入るとなると、さまざまな事務的な手続きが多く発生します。
ここからは、住民票の移動や郵便物の転送、入寮手続きなど、知っておくべき実務的なポイントをまとめて解説します。

■寮に住民票は移せる?移さない・移す場合それぞれの注意点

寮の住所に住民票を移すことは、基本的に可能です。
住民票と現住所が異なる場合、以下のようなデメリットが出てくる可能性もあります。
免許更新のたびに地元へ帰らなければならない
更新手続きは原則として、住民票があると都道府県でしか行えません。
重要な公的書類が受け取れない
税金や保険、その他行政からの通知は住民票のある住所へ届きます。
実家の家族が転送してくれない場合などは、手続きが遅れてトラブルに発展するリスクがあります。
ただし、数ヵ月程度で寮を出る予定がある場合は、短期間で何度も住民票を移動させる手間がかかってしまいます。
そのため、入寮してしばらくは住民票を地元に置いたままにしておき、退寮して自分で家を借りたタイミングで正式に移す人が多くなっています。

■郵便物の盗難・紛失リスクと現実的な対策

寮で共同生活をするとなると、郵便物の盗難や紛失、プライバシーが守られないといった不安を感じる人も多いはずです。

通販や宅配便など、事前に届くことがわかっている荷物については日時指定やコンビニ受け取りで確実に自分で受け取れるようにする、知人からの郵送物であればあらかじめ局留めで送ってもらうなどの対策をしておきましょう。

しかし、はじめに受け取り先を指定できない普通郵便や、「転送不要」として送られてくる行政や金融機関からの重要書類などは、どうしても寮のポストに届いてしまいます。
こうした郵便物の紛失を完全に防ぐことは難しいため、心配な場合は自分でこまめにポストをチェックするか、少しでも早く売上を作って賃貸へ引っ越すことが最善の解決策といえるでしょう。

■本当に「カバンひとつ」で大丈夫?入寮手続きに必要な持ち物

入寮・本入店のときには、おもに以下のものが必要になります。
面接や体入の当日にそのまま即日入寮する予定の方は、カバンに入っているか必ず出発前に確認しておきましょう。
身分証明書(顔写真付き)
18歳以上(高校生不可)であることが確認できないと、まず体入すらできません。
マイナンバーカードや運転免許証があれば確実ですが、顔写真付きの身分証明書を持っていない場合は、ほかに有効な身分証について事前にお店へ確認が必要です。
印鑑
本入店や入寮の契約手続きで必要になります。シャチハタ不可の場合も多いので、朱肉を使って押す「認印」を用意しておきましょう。
数日分の着替え・洗面用具
当面使う着替えや、歯ブラシ・入浴道具などの衛生用品を持参しましょう。
シーズン外の服などはあとから家族に送ってもらうか、難しい場合はキャリーケースに詰めてまとめて持参するのがスムーズです。
即日入寮で働くのであれば、しばらく生活するのに必要なものが揃っていれば問題ありません。
まずは最低限の準備だけ整えて、安心して上京に臨みましょう。

上京から即日入寮までの最短スケジュール

ホストクラブの寮に入って働く心構えや準備が整ったら、次はいよいよ上京から入寮までの具体的な流れを押さえていきましょう!

■1.応募・面接・体験入店日を決める

求人サイトやSNS、LINEなどから働きたいお店に応募します。
この段階で「即日入寮は可能か」「交通費の支給制度はあるか」などの条件をしっかり質問・確認したうえで面接と体入の日時を決めていきましょう。

なお、事前に寮に関する質問に明確に答えてもらえない場合や、担当者の対応に違和感がある場合は、入店後のトラブルに繋がる恐れがあるので、応募を見送るのが無難です。

■2.上京~面接・体験入店

手続きに必要な身分証明書や印鑑、最低限の着替えなどを準備して上京します。
店舗で面接と数時間の体入を行ないますが、このときも疑問に思ったことは積極的に質問し、実際に働きながらお店の雰囲気を確かめましょう。

■3.本入店後に寮生活スタート!

体験入店後、あなたとお店側の双方が納得できれば本入店が決定します。
その日から指定された寮へ移動し、いよいよ寮生活がスタートします。まずは同居する先輩に挨拶をし、共有スペースの使い方や家事分担などのルールを教えてもらいましょう。

ここも要チェック!

体入をしてみて「お店やほかのホストと雰囲気が合わない」「思っていた環境と違う」と感じたときは、本入店を断ってもまったく問題ありません
ただし、交通費の補助制度は「本入店が決まった場合のみ適用」というケースもあるので、全額自腹になる可能性も理解しておきましょう。

なお、体入費はその日のうちに手渡しで支給されます。
もしすでに地元の家を引き払っていたり、帰るお金が足りないという場合は、一時的にネットカフェや格安ホテルなどに宿泊し、即日入寮ができるほかのホストクラブの求人に応募し直すことができます。

「もう上京してしまったから断れない」ということはありません。
働き始めてから後悔しないためにも、上京後でも不安や違和感を感じたときは迷わずに辞退し、安心して働けるお店を選びましょう。

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飛ぶのは絶対ダメ!ホストが寮を飛んだときのリスク

仕事への不満や人間関係の悩みから、突然お店や寮から姿を消して連絡を絶ってしまう「飛び(バックレ)」行為。
ホスト業界ではときどき耳にする行為ですが、実際には大きなリスクがあるため絶対におすすめできません。

実家や保証人に迷惑がかかるだけでなく、二度とホストとして働けなくなってしまう可能性もあります。
どうしてもお店を辞めたい・寮を出たい場合は、必ず正規の手続きを踏んで退寮しましょう。

■寮から飛んだ場合、家族に影響はある?

本人の行方が分からなくなった場合、事件や事故の可能性も含めた「安否確認」のため、入店時に申告した身元保証人(おもに親や親族)へ連絡がいきます。
音信不通が続けば、心配した家族が捜索願を出すなどの騒ぎに発展することもあります。
家族に多大な不安と迷惑をかけることになるため、無断でお店を飛ぶのはやめましょう。

■寮に置いていった荷物はどうなる?

寮に残された私物は、一定期間が経過した後に「所有権放棄」とみなされ、処分・破棄されることになります。
私物を失うだけでなく、処分のために発生した費用があとから請求されるケースもあります。

■ 違約金や損害賠償は請求される?

実際に損害賠償を請求されるケースは稀ですが、飛んだからといって未払いの寮費や前借り金(バンス)が踏み倒せるわけではありません。
本人と連絡が取れない場合は身元保証人に催促・請求がいくため、金銭面でも家族に負担をかけることになります。

また、同じグループ店や周辺エリアの店舗間で「飛んだことのある要注意人物」として情報が共有され、二度とホストとして働けなくなるリスクもあります。

■寮生活が合わない・お店を辞めたいときはどうすればいい?

寮での共同生活がどうしてもつらいときや、お店を辞めたい場合は、飛ぶのではなくちゃんとした手順を踏んで退店・退寮しましょう。

通常は、辞めたい時期の数週間~1ヵ月前までに、お店の幹部や担当者に退店・退寮の意思を伝えます
担当の姫にも退職することを伝えるようにしましょう。
後々お客様と店舗側のトラブルを防ぐためにも、来店が難しい姫にはLINEで感謝を伝えておくなど、お客様にも誠実な対応をすることが大切です。

そのうえで退寮日までに私物を整理し、部屋の清掃と鍵の返却を行ないます。
未払いの寮費やバンスなどがある場合は、精算を済ませておきましょう。

順序立ててきちんと手続きをすれば円滑に退寮・退店することができ、気持ち新たに次のお店を探すことができます。

安心して住める寮完備のお店を見極める3つのチェックリスト

都会には大型店・小規模店を含めて、数えきれないほどのホストクラブが存在します。
残念ながら、すべてのホストクラブが快適な寮環境を提供しているとは限らないのが事実です。

トラブルや後悔を防ぐためにも、入店・入寮前に以下の4つのポイントから「悪質なお店ではないか」をしっかり見極めましょう。

■事前に写真や動画で部屋の様子を確認する

上京して即日入寮する場合、事前に現地で内見することは難しいので、求人ページに寮の写真や動画が掲載されていないか確認してみましょう。
もし掲載がない場合は、応募時に「寮の内装や間取りの写真を見せてもらえますか?か」と問い合わせてみるのがオススメです。
写真や動画を見せるのを渋られたり、誤魔化される場合は注意が必要かもしれません。

■実際に住んでいる先輩ホストの声を聞いてみる

体入の際に寮生活をしている先輩ホストがいれば、実際の住み心地について質問してみましょう。
「上下関係の厳しさはどのくらいか」「寮にはどんなルールがあるか」「住んでいて不満を感じる点はないか」など、リアルな声を聞いておくことで、入寮後のギャップを最小限に抑えられます。

■不当な天引きや理不尽なルールがないか確認する

毎月の寮費以外に「使った分とは見合わない光熱費の天引き」がないか、「寮内での理不尽な罰金制度」が存在しないかも、お店側や先輩に聞いておきたいポイントです。

また、売上が上がって独り立ち(退寮)するときに、引き止められず応援してもらえる環境かどうかも重要になります。
「どれくらいの期間で寮を出て一人暮らしを始める人が多いか」を質問してみるのも、良い判断材料となるでしょう。

ここも要チェック!

不安な場合は、複数店舗を展開している大手ホストグループのお店を選ぶのが安全です。
大手グループは資金力があるため、きれいなマンションを寮として確保していることが多く、制度やコンプライアンス面も整っているため、安心して入寮しやすいというメリットがあります。

【Q&A】上京ホストの寮生活に関する疑問を解決!

Q.寮に彼女を呼んでもいい?

A.禁止されている場合がほとんどです。
相部屋はもちろん、一人部屋であってもセキュリティや防犯、トラブル防止の面から「寮部外者(彼女・友人・家族)の連れ込み禁止」をルールとしているお店が大半です。
彼女と頻繁に会いたい、一緒に暮らしたい場合は、売上を立てて早く寮を出ることをオススメします。

Q.地元で飼っていたペットを連れていきたい...寮で飼える?

A.原則として不可(禁止)です。
ホストクラブの寮は店舗が借り上げている一般の賃貸マンションのため、ペット不可となっている物件がほとんどです。
また、相部屋や共同生活になるため、同居人のアレルギーや衛生面、鳴き声などに関するトラブルを防ぐという目的でも禁止されています。

どうしてもペットと一緒に暮らしたい場合は、事前にお店へ相談してみるか、寮に入らず自分でペットOKの物件を借りて一人暮らしを始める方が確実です。

Q.寮の中でタバコは吸ってもいい?

A.「室内完全禁煙」の場合が多いです。
タバコの煙やにおいで壁紙が汚れると、退去時にクリーニング費用が発生してしまうため、室内は全面喫煙不可としているお店が大半です。
ただし、お店によっては「ベランダなど決まった場所なら可」「電子タバコならOK」という場合もあるため、入寮前にルールを確認しておきましょう。

Q.光熱費やWi-Fiはどうなっているの?

A.光熱費は寮費に含まれるか定額負担、Wi-Fiは完備されている寮がほとんどです。
電気・ガス・水道代などの光熱費は、毎月の寮費に含まれているか、「月額1万円」といった定額で別途給与から引かれるケースが一般的です。
また、Wi-Fi環境についても最初から寮に用意しているお店が増えているため、入寮したその日からネットが使えます。

まとめ

ホストクラブの寮は、初期費用を抑えつつカバンひとつで上京してすぐに働けるため、地方から都会に出てホストとしてのキャリアをスタートできる最短ルートといえます。

知らない土地でも同僚や先輩たちと一緒に暮らす中で得られる心強さや、間近で刺激を受けながら成長できる点も大きなメリットです。
一方で、集団生活ならではの不自由さやルールなどで、少なからずストレスを感じる場合があるのも事実です。

寮生活はあくまで、成果を出して自力で一人暮らしをするまでの「はじめの一歩」です。
最初は不安も多いかもしれませんが、ぜひ勇気を出して、憧れの都会で新しいスタートを切ってみませんか?

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