【Likey】源 飛沫 社長 10年の節目で“社長業”へ挑戦

【Likey】源 飛沫 社長 10年の節目で“社長業”へ挑戦
ー2025年の1月に社長に就任されたんでしょうか?

はいそうです! 2024年の1月から運営やらせてもらってって感じですね。

ーずっとLikeyでホストされているのでしょうか?

はいずっとLikeyです! プレイヤー歴が10年ですね。
それで、運営が2年目って感じですね。

ー社長になる前提でプレイヤーを引退されて運営回られたんでしょうか?

そうですね、竜夜オーナーには5年前くらいからずっと社長になりたいと伝えていました。
でもまぁプレイヤーでもまだやり残したことがあったからしっかり結果残してから、次のステージに立とうと思っていました。それで気づいたら5年経っていました。
ー飛沫社長がやり切りたかったことってなんでしょうか?

億プレイヤーだとか、毎月1000万アベレージだとかって言うような箔のついた状態で社長の道に進みたいと考えていました。しかしなかなか叶わなかったですね。
なので正直に言うと、プレイヤー人生をやり切ることはできなかったですね。
悔いが残る形となってしまいました。
とはいえ、プレイヤー10年の節目を迎えて、年齢的にも次のステージに進みたいなと思って竜夜オーナーに 社長になりたい とお願いした感じですね。

ーなぜ社長になりたいと思ったのでしょうか?

僕がホストを始めたのが23歳くらいでした。最初はアルバイトで働いてて、他の仕事もいろいろチャレンジしていました。で、最終的に残ったのがホストだったんです。20代の10年間をほぼホストに力を注いで生きてきたので、ここまできたらこの業界に人生をかけるのが僕の生き方なのかなと感じています。

ー20代半ばでそれを感じ始めるのって結構早いですね?

やっぱり人生かけてこの業界、いやこのお店に携わりたいなって思っています。竜夜オーナーには本当にお世話になっているんです。だからこのLikeyから、分店を出したりグループ化するとか、発展させていけたらいいなと思います。
ー竜夜オーナーには相当お世話になってるんですね?!

この業界に入った時からずっと全部全部お世話になっています。時にはぶつかり合うこともありましたけどそれも含めて、僕と向き合ってくれた竜夜オーナーにはとにかく感謝しています。
僕がやりたいことはLikeyに詰まっていますね。とにかくLikeyを大きくしていきたいですね。

ー今後のお店のビジョンを教えてください。

竜夜オーナーが社長だった時から掲げられている、「日本一愛のある店」 この根本的理念に揺るぎはないです。
それから、僕が社長なった今は「お客様幸福度ナンバーワンのお店」 これをキャストに浸透させていってます。
お客様に満足してもらうのは、接客業としても当たり前だと思いますが、ホストとして何ができるか考えた時に、"Likeyがあるから人生の質が上がる。" そんな風に思ってもらえる場所になったらいいなと思っています。

ーその実現のために具体的に取り組んでいることはありますか?

まずは、キャスト一人一人がお客様に寄り添うことですね。喜びや悩みに共感することが寄り添うことかなと思っています。それが人生に寄り添うことになっていくと思うので。
ー同時に従業員満足度ナンバーワンも掲げているとお聞きしました!

そうですね。従業員が満足して働けていないと、お客様にいいパフォーマンスは提供できないと思うので。僕自身、プレイヤー時代の経験を活かして、現場のサポートはできる限り手厚くしています。
従業員の職場作り、環境作りにも力を入れている感じですね。

ー具体的にはどのようなサポートをされているのですか?

僕が個人的にできる範囲でヘルプでのサポートや、初回のお客様への特に丁寧な接客だったり、イベントの盛り上げ役などです。あと、キャスト一人ひとりとしっかり話して、悩んでいることがあれば共有して、一緒に解決していくようにしています。
従業員のパフォーマンスが最大限に生かされるようなサポートは至る所にあるんですよ。

ーやはり、プレイヤーを10年されてたからこその経験がそのまま生きてる感じしますね。

僕はめちゃくちゃ凡人なんですね。売上についてもみんなに胸が張れる記録がないです。カリスマ性とか才能はないタイプのホストだったと思います。だからこそ「どうやって生き残ろう」「どうやってチャンスを掴んでいこう」など人一倍考えて、失敗もいっぱいしてきました。これが、僕の財産であって武器なんです。
社長になった今、俺の背中を追ってついてこいとは言えません。いろんな経験をしたからこそ、たくさんの相談に乗って、従業員に寄り添う。それが僕が社長としてできることだと考えています。
ーそういった経験が、今の社長としての姿勢に繋がっているんですね。

計画立てて動いてる方が安心するんですよね。だからプレイヤーだった時も、お客様が来店する日とかはある程度決めておきたい派でした。この子はいつくる、あの子は何曜日、と言った感じにカレンダーに入れてスケジュール作っていました(笑)

ー飛沫社長と逆の直感派の従業員に対してはどのようなアプローチをしていますか?

その子のスタイルを大切にしつつ、一緒に紐解いて、言語化して、順序立てて情報の整理をして、僕の経験を踏まえたうえでの対応策を考えたりしていますね。あとは、その子に合った先輩を紹介して「あの人に聞いてみたら?」って繋ぐこともあります。

ー2025年の年明けのタイミングで、和也さんが代表に就任されたと思いますが、和也さんについての印象を教えてください!

彼は、愛される人間ですね。武器は少ないけど、人望で人が集まってくるタイプです。でかい男になっていくんだろうなと思っています。
前任の藤咲さんは俗に言うカリスマ型でしたが、新代表の和也代表は人に慕われる力があります。だからこそ、僕が後ろから支えらえる面もあるんじゃないかなと思います。
ー和也さんも飛沫社長のビジョンに共感して走り出していますか?

そうですね。それから、彼にはもっと従業員に近いところで彼ならではスタイルも浸透させてくれています。
それは「毎月惜しまずにやりきる」ことです。月によって、売上を調整することも悪いことではないと思うのですが、今のLikeyには、和也代表の掲げている理念のような攻めの姿勢が足りないんです。
そこを、2025年彼が代表になってから、結果で見せてくれているので従業員の刺激になっているんじゃないかなと思います。
彼がそういう雰囲気作りをしてくれているから、僕も熱い気持ち、パッションで従業員と向き合えています。

ーちなみに、今直面している課題や乗り越えたい壁はありますか?

やっぱりSNSです。全体的に弱いんですよね。これからの時代、SNSでの発信は避けて通れない部分でもあるし、今ようやくYouTubeを立ち上げたり、SNSでの発信を始めたりしてます。
そう言った動きもまずは自分がやってみようと思っています。例えば配信をして、そこからお客様が来てくれたら、それを実績としてみんなに伝えられる。「俺もやったら来たよ」って。成功体験が広がれば、自然と動き出すはずです。

ーなるほど。SNSの発信で、お店として今後どうなっていきたいですか?

店舗名がもっと歌舞伎町で知られるようになって、「あの店行ってみたい」と思ってもらえるようになりたいですね。うちはクオリティの高い接客や環境があるのに、まだ知られていないだけなんです。いわば“宝の持ち腐れ”状態。それを変えていきたいです。
ー今後の目標として、どこまでを目指していらっしゃいますか?

まずはエルコレのグループ内で、確実にトップ10に入りたいです。その先はベスト3、そして最終的にはナンバーワン。そこを和也代表と二人三脚で目指していきます。

ーお話を聞いていると、社長としてのビジョンが明確にあるのが伝わってきました。

ありがとうございます。社長という立場をもらった以上、キャストもお客様も幸せにできる店づくりをしたいです。そのために、まずは自分が動いて、背中を見せていきたいと思っています。

ー最後に、これからこの業界を目指す若者たちにメッセージをお願いします。

「凡人でも努力すれば道は拓ける」ってことですね。僕自身、特別な才能があるわけじゃないけど、それでも諦めずにやってきたらここまでこれました。夢を見るだけじゃなく、現実と向き合いながら、一緒に高みを目指せる仲間が増えたら嬉しいです。
10年間プレイヤーとして現場で培ってきた経験を武器に、社長として新たなステージに挑戦する飛沫さん。カリスマ型とは一線を画す“努力型”のリーダーシップが、リアルで親しみやすく、従業員に希望を与える存在であることを実感しました。凡人であることを逆手に取ったそのスタイルは、今後のホスト業界において、貴重なロールモデルとして輝くことでしょう。

「Likey」店舗情報 ▼
所在地:東京都新宿区歌舞伎町1-27-1 フィルドニアビルB2 B3
営業時間:20時00分 ~ 24時00分
お問い合わせ:03-6233-9233
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