憂太さんがアイドルになったのは、自らオーディションを受けたことがきっかけだった。
ライブに出演し、ファンとチェキを撮り、限られた時間の中で相手に楽しんでもらう。
「アイドルの時って、1回の会話が長くても10分くらいなんです。その短い時間で楽しんでもらう力は、今も活きてると思います」
その経験は、現在の接客にも大きく活かされている。
一方で、アイドル活動は楽しいことばかりではなかった。
環境や人間関係、そして自分自身の未熟さも重なり、最終的に活動を終えることになる。
だからこそ、ホストへの挑戦には“リベンジ”の意味もあった。
「あの時の自分がすごく嫌いで。次は失敗しないぞ、間違えないぞっていう気持ちがあります」
アイドルとホストは似ているようで違う仕事だ。
誰かに会いに来てもらうという共通点はあるが、ホストはより近い距離で相手と向き合う。
過去の経験を武器に、憂太さんはホストという新たな舞台で再び挑戦を始めた。