【SLY’s】本城 蓮愛 “数字”だけを追いかけた青年が、人を育てる側になるまで。

【SLY’s】本城 蓮愛 “数字”だけを追いかけた青年が、人を育てる側になるまで。
ノリで始まったホスト人生。

最初は「自分なら売れる」と思っていた。
けれど、現実は甘くなかった  ーーーー
―「じゃあ今から面接行くわ」くらいのノリで始めたホスト

18歳から車関係の会社で働いてました。

親に勧められて工業高校に行って、その流れで就職した感じです。

―そこからなぜホストへ?

高校の同級生が、スパチョコグループでホストをやっていたのがきっかけです。
その友達に、「ホスト楽しい?」って連絡したら、「楽しいよ」って返ってきたんで、
「じゃあ今から面接行くわ」みたいなノリが始まりですね。

―かなり勢いですね(笑)。怖さはなかったですか?

めちゃくちゃありましたよ。
怖すぎて共通の友達に
「一緒に面接だけ来てくれ」って頼んでついてきてもらいました!

―実際に始めてみてどうでした?

最初は結構なめてましたね。
高校時代に僕よりモテてなかった同級生がホストを始めて何百万とか売ってたんで、「俺もいけるでしょ」って思ってたんですよ。
でも、実際に入ったら全然売れなくて。1カ月、2カ月、3カ月って結果が出なかったんです。

―そこで辞めようとは思わなかったですか?

逆に、それで一生懸命になれたと思います。
僕、もともとめちゃくちゃゲームが好きだったんですよ。
それしか面白いことないっていうぐらいゲームばっかりだったんですけど、そのゲームを捨ててまで夢中になったのがホストでした。

同期に負けたくない。先輩に追いつきたい。何より、先にホストを始めていた同級生に負けたくなかったんです。

―当時はどんな動きをしていたんですか?

誰よりも早く起きて、女の子に会える時間をずっと作ってました。
足はめっちゃ使ってましたね。
それから、とりあえずメンバー全員に売り方とかを聞いてました。
いろんな人に聞いて、実際にやってみて、「これ自分に合うな」っていうものを残していく感じでした。
ー「蓮愛が頑張ってると、私も頑張れる。」ホストをしていて、忘れられない出来事

21、22歳くらいのとき、ある記録を更新したくて、めちゃくちゃ頑張ったひと月があったんです。
そのとき、お客様から、

「蓮愛が頑張ってると、私も仕事頑張れるんだよね」

って言われたんですよ。

仕事の合間に5分だけ顔を見に来てくれたり。

「10分だけ入るわ」って来てくれて、「じゃあ仕事頑張ってくるね。蓮愛も頑張ってね」って。

それがめちゃくちゃ嬉しかったです。
自分がやってることが、人の力になってるんだって感じました。

それまでは、

“自分が売れたい”
“記録を作りたい”

という気持ちで走っていたけれど、自分の頑張る姿が誰かの力になるんだって思いました!

「応援し続けてもらえる人間にならなきゃ」

―売上を出し続けるために意識するようになったことは?

最初は「俺ならいける、俺ならやれる」っていう自己肯定感だけで乗り切ってたんですよ。
でも、自分の思い通りに売れなかったときに感情的になってしまって。
それだと一時的な売上しか作れないなって気づきました。

それからは「応援し続けてもらえる人間性になろう」って思うようになりました。

女の子のことをちゃんと考える。
真面目さだったり、誠実さだったり、自分の見せ方だったり。
今はそこを大事にしています。

“どうすれば売れるのか”から、
“どうすれば長く応援してもらえる人になれるのか”へ。

数字を追い続けてきたからこそ、たどり着いた一つの答えだった。
―まだホストを始めて1年くらいかと思いますが、お店を任せられたのでしょうか?

僕自身が「もっとかっこいいホストになりたい。」と思い、そんな思いを会長にぶつけたら
「じゃあ、自分でかっこいいお店作ってみない?」
と予想外の返答が返ってきました。
普通の仕事だったら、1年で自分の店を持たせてもらえることなんてほぼないじゃないですか。
だから、やってみようって。

―実際に店舗の責任者のような立場になってみてどうでした?

全然できなかったです。
自分のモチベーションは自分で上げられるけど、人のモチベーションを上げたり、お店を一つの方向に向けたりするのは全然違いました。
人をまとめた経験もなかったんで、プレイヤーとして結果を出すことと、人を率いることはマジで違うなって痛感してます。
若くしてチャンスを掴んだからこそ、早い段階で自分自身の未熟さとも向き合うきっかけを作れたという。
ーSLY’sの強さは、“真面目さ”

SLY’sは、どんなお店ですか?
うちの子たち、めちゃくちゃ真面目なんですよ。
ホストって夜遊びして、飲んで、遊んでっていうイメージがあると思うんですけど。
SLY’sは時間通りに来て、講習して、お客様への連絡もちゃんと返す。終礼もしっかりやる。
その真面目さが、うちの強みだと思います。
僕はおちゃらけてる側ですけど(笑)。

―実力面ではどうですか?

幹部がめちゃくちゃ優秀です。
グループトップ10の中にもSLY’sのメンバーが何人も入っていて、トップクラスで走っている人間が身近にいる。
そこは強みだと思います。
派手さだけではなく、やるべきことを積み重ねる。
そして、その先頭に実際に結果を出している人がいる。
それがSLY’sの強さですね。

ー未経験だからこそ、“売れるまで”を言葉にする。

SLY’sには、未経験からホストを始めたメンバーも多い。
だからこそ、感覚だけに頼らない教育を大切にしている。
ゼロから売れていく手順を言語化して教育しています。
週1回講習もあって、新規の取り方、リピート、フィードバックとか。

僕自身は“教えてもらった”というより、自分から聞きまくって覚えたタイプなんですよ。
だから今は、自分がやってきたことを下の子たちにはちゃんと伝えたい。
仲良くワイワイするときもあるし、ナンバー争いでバチバチするときもある。
その中で一緒に成長できる環境だと思います。
ー本城 蓮愛が影響を受けた、2人の存在。

このグループで成長する中で、大きな影響を受けた人物が2人いる。

1人はこのグループの社長、清木場 絆さんです。

僕が入ったときの最初のチームリーダーで、“人を惹きつける力”がすごいんです。
ルフィじゃないですけど、
「俺はこうやりたい。だからみんなでやろう」

って言ったときに、自然と人がついてくる感じなんですよねぇ。

たまに、他の従業員の方から「絆さんっぽいね」って言ってもらえることがあって、自分でも影響を受けていると思います。

―もう1人は?

鳳 零ですね。
平の頃から一緒に働いて、締日に勝った方は笑って、負けた方は泣くくらい本気で競い合っていました(笑)。
今でもホストとして迷ったら零に聞きますし、親友でもあり、尊敬している存在です。
一番すごいと思うのは、圧倒的な位置にいても自己ベストを更新し続けているところですね。

清木場 絆から学んだ、“人を惹きつける力”。
鳳零から感じた、“自分自身と戦い続ける強さ”。

リーダーとして、プレイヤーとして。
タイプの違う2人との出会いも、現在の本城 蓮愛を作っている。
ー「ホストを辞めても、活躍できる人を育てたい。」

先輩たちから多くのものを吸収してきた本城 蓮愛は、“教える側”になった。

僕は、「ホストを辞めてからでも、どこでも活躍できる人」を育てたいんですよ。

売れるホストを作る、だけじゃないですね。
人間性だったり、礼儀礼節、挨拶、感謝。

お酒を持ってきてくれる業者さんにもちゃんと挨拶して、関わってくれてる人全員に感謝する。
それができたら、ホストを辞めたあともどこででも活躍できると思うんですよ。
自分が先輩たちの姿を見て、聞いて、学んできたように。
今度は、自分が次の世代に渡していきたいですね。

―これからの目標は?

社長をやりたいです。
もともとは2028年からって考えてたんですけど、同い年のホストが先に社長になって。
それがめちゃくちゃ悔しい(笑)。
とにかく負けず嫌いなので、もっと早く社長になれるように頑張りたいです。

―そのさらに先は?

いつか居酒屋もやってみたいですね。
カウンターで料理しながら常連さんと話して、新しい人も入ってこられるような、いい雰囲気のお店。
あとは従業員やこれまで支えてくれたお客様が、

「キッチンカーをやりたい」
「ネイルサロンをやりたい」

って言ったときに、一緒に立ち上げたり。
今まで自分が応援してもらった分を、何かで返していけたらいいなと思っています。
ー自分なら売れる。」
そう思って飛び込んだ世界で、最初に待っていたのは“売れない”という現実だった。
だから誰よりも動いた。分からないことは聞いた。負けたくないから、走り続けた。
若くして店舗を任されれば、人を率いる難しさも知った。
そこには、人を惹きつける先輩がいて、本気で競い合えるライバルがいて、挑戦できる環境があった。

そして25歳になった今。
本城 蓮愛が目指しているのは、自分一人が輝くことだけではない。

人を育てる。仲間の夢を応援する。
そして、いつか自分が“応援する側”になる。

ノリで始まったホスト人生は、いつの間にか本気で追いかける未来へと変わっていた。


SLY’s 店舗情報】
所在地:東京都新宿区歌舞伎町2丁目36-5 清建ビルB1
営業時間:19:00~24:30
お問合せ:03-6205-5799
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