【PRISM】黒服チーム特集──裏方では終わらない、“もう1つの主役たち”──

【PRISM】黒服チーム特集──裏方では終わらない、“もう1つの主役たち”──
──ホストたちの裏側を支える“運営という名の主役”たち──

華やかなシャンパンタワー、輝く照明、華麗なパフォーマンス。

歌舞伎町の夜を彩るホストクラブの舞台には、
いつも“表の主役”であるキャストたちがいる一方で、
その舞台を完璧に成立させるためには、もう1つの力となる“裏の主役”である運営陣の存在が欠かせないと言われています。

今回スポットを当てるのは、歌舞伎町でも屈指の実力派として知られる【PRISM】の黒服チーム。
彼らは単なるサポート役ではない。

プレイヤー経験を経て、店の文化をつくり、キャストを導く「教育者」であり「戦略家」。

“歌舞伎町最強の黒服集団”と称される4人のプロフェッショナルたちの素顔に迫っていきます。
◻上矢 京介(かみや・きょうすけ)


2010年ホストデビュー/RED・PRISM運営


2010年にホストとしてキャリアをスタート。
プレイヤーとしての実績はもちろん、2014年には系列店の代表に抜擢されるなど、早くから統率力を発揮。
10年間にわたりREDで経験を積み、PRISMでは運営として店舗全体を指揮する立場に就任。


「お店が良い方向に進むようにサポートする。それが運営の仕事です」と語る上矢さん。
教育面では、“教師型リーダー”としても知られ、後輩や新人からの信頼も厚い。「社会人とはいえ、ホストはまだ“学生”のようなもの。なりたい自分、なりたい大人になれるように導くことが自分の役目」と語る。


彼の強みは「言語化力」。

経験を“感覚”で終わらせず、誰にでもわかる言葉に変えて伝えることを徹底している。


「バカに教えられない奴は自分もバカだ。

伝える努力を怠るな。ちゃんと伝えたいから、細かく言うだけ。」


理論的でありながら情熱的。

1人ひとりの成長に真正面から向き合う姿は、まさにホスト版の先生といえる存在だ。

◻輝(ひかる)


2017年ホストデビュー/RED→PRISM運営

未経験からホストの世界に飛び込んだのが2017年。
当初は実績もなく、説得力のなさに苦しんだ輝さん。
「しんどかったのは、自分に何も結果がない状態で周りを引っ張ろうとaしていた時期」と振り返る。

その後、努力を重ね、PRISMの運営として現場を支える存在に。
現在は“PRISM専属のヘルプ”として、プレイヤーの売上やメンタル面のサポートを担当
上下関係に関わらず、誰もが働きやすく、笑顔でいられる空気づくりを意識している。

笑っている人の側にいたい。思い出したときに、“あの人のおかげで輝けたな”って思ってもらえる存在でありたい。

その柔らかい空気感と場の空気を読む力で、現場に安心感を与える存在。
プレイヤー時代の悔しさを糧に、今は“誰かの支えになること”に全力を注いでいる。

◻刹那(せつな)

2007年ホストデビュー/広報・SNS担当


ホスト歴17年以上。
数々の店舗で経験を積み、2019年にREDへ。翌年PRISMに加入。

現在は運営として店舗の“広報”を担当し、SNS発信を通してキャストたちの魅力を外に広げている。


刹那さんが大切にしているのは「感情のコントロール」。

ときには厳しく、ときにはフォローアップを欠かさないバランス感覚で、店全体の雰囲気を整えている。
怒るなら、その後のフォローを必ずする。人を動かすのは結局“信頼”だから」と語るその姿勢は、まさに“兄貴分”。


「伸び悩んでいるキャストほど気にかけたい。

売れっ子だけを大事にする文化じゃなく、みんなが平等に輝ける店にしたい。」
SNSの裏で、実は誰よりも人間くさい温かさを持つ刹那さん。

華やかな発信の裏で、地道にキャスト一人ひとりを支える縁の下の力持ちだ。

◻美剣 廣(みつるぎ・ひろ)

2012年メンキャバデビュー/2021年PRISM運営


2012年にメンキャバ(メンズキャバクラ)でデビュー。

2020年、コロナ禍での転機を経て、みなみなと(代表)の誘いにより運営へ転身。

「プレイヤー時代は爆発的な売上を残したわけじゃない。でも、その分周りをよく見ていた」と語る美剣さん。


細かい気配りと観察眼で現場を支えるスタイルは、“小言ジジイ”と呼ばれるほど。

「アフター3件行くような頑張り屋だった」と笑う一方で、「人のためなら嫌なこともやれる」と断言する熱さも持つ。


PRISMの運営は、みんなが“店を良くしたい”って気持ちで動いてる

だからこそ、多少厳しくても全員が前を向ける。」


一見寡黙だが、スタッフの信頼は厚い。
派手さよりも誠実さでチームを支える美剣さんは、PRISMに欠かせない存在。

◻黒服たちの哲学:ルールの中で、自由に生きる

「売れるとどんどん適当になっていくのは意味がわからないa」
上矢さんの言葉が象徴するように、PRISMの運営には一貫した価値観がある。

それは“自由の中に秩序を”。

ルールに縛るためのルールではなく、
キャストが自分の力を最大限に発揮できる“環境としてのルール”を重んじている。

接客力がメインか、営業力がメインか。
その答えは1人ひとりに委ねつつも、共通して大切にしているのは「人間力」。
どんな状況でも誠実に、そして仲間を思いやることがPRISM流だ。
◻PRISMの強みと未来

PRISMの運営が目指しているのは、「個ではなくチームで勝つ」スタイル。
自分の売上が上がる未来が見えないと、人は批判的になる」と上矢さんは語る。
だからこそ、全員で未来を共有し、3ヶ月・半年単位で現実的な目標を設定する。

みなと代表を中心に、店舗全体の方向性を明確にし、アベレージ1億を目指す。

その中で運営は、“どうすればキャストが気持ちよく数字を追えるか”を徹底的に考える。
ただ売上を求めるだけでなく、「この店で働く意味」をつくる。
それこそがPRISMというブランドの核であり、キャストが辞めない最大の理由だ。
◻運営は“裏方”ではなく、もう1つの主役

・上矢さんの理論性
・輝さんの柔軟さ
・刹那さんの発信力
・美剣さんの誠実さ
それぞれの個性が噛み合い、PRISMというブランドを支える“黒服の四重奏”を奏でている。
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彼らの共通点は、誰よりもホストを信じ、誰よりも現場を愛していること。
派手さの裏にある努力と覚悟が、店を動かし、次世代を育てる。

これが、歌舞伎町最強の黒服集団【PRISM】の真の姿。

業界屈指の裏の主役の顔。
皆さんも新たな発見が生まれたのではないでしょうか?

これからの時代はプレイヤーの力だけでなく、”運営で勝つ”がセオリーな時代になりつつあるが、
これからの彼らの活躍に注目していこうと思う。


PRISM」店舗情報▼
所在地:東京都新宿区歌舞伎町2丁目25-6 ホライズンビル2F
営業時間:20時00分 ~ 24時50分
お問い合わせ:03-5291-5511
店舗 nstagram
刹那 X / Instagram
輝 X / Instagram
美剣 廣 X / Instagram
上矢 京介 Instagram