ーホストという仕事は“人間の生き様”
「ホストは、人間模様の仕事だと思う」
そう語る舞緒の言葉には、経験に裏打ちされた重みがある。
「人の生き方、考え方、喜びや痛み。
それを肌で感じられるのがホストという仕事。
いろんな人の人生に触れるから、自分も成長できる。
これ以上に“人を知れる仕事”ってないと思う。」
彼がホストを“究極の接客業”と呼ぶ理由はここにある。
相手を喜ばせるだけでなく、人生の一部に寄り添う仕事。
そこに「真のやりがい」があるという。夢や目標がある人にとって、ホストは“最短で叶える手段”になると断言する。
「お金も人脈も、やる気があればすぐ手に入る。
普通なら10年かかることが、ホストなら1年でできる。
ただし、そのスピードに自分がついていけなければ、簡単に飲み込まれる世界でもある。」
一方で、“誰でもできる仕事ではない”とも言う。
「人と会話ができなきゃ始まらない。
コミュ障は厳しい。
でも、ビジュアルは関係ない。
自分の欠点を自覚できる人間なら、絶対に売れる。」