ホストクラブのオンリーとは?新人ホストが知るべき危険性と対処法

ホストクラブのオンリーとは?新人ホストが知るべき危険性と対処法
ホストクラブで働くうえで、「オンリー」は必ず覚えておきたいホストクラブ業界用語です。
オンリー対応が遅れると、お客様の満足度が下がるだけでなく、指名や売上にも影響します。
この記事では、ホストクラブの現場で使われるオンリーの意味から、起こりやすい状況、オンリーを作らない立ち回り、そして新人ホストでもできる具体的な解消方法まで分かりやすく解説します。
ホストクラブの「オンリー」とは?

ホストクラブのオンリーとは、店内でお客様が“一人でいる状態”のことを指します。
ここで言う一人とは、席に座っている人数の話ではなく、誰も接客していないという意味になります。

・担当ホストが席にいない
・ヘルプホストすら席にいない

結果として、お客様が完全に放置されている状態になります。
この状態がホストクラブの「オンリー」です。
ホストクラブは夢の世界を提供する場所です。
だからこそオンリーが長引くほど、お客様は少しずつ現実に引き戻され、気持ちが冷めてしまう可能性が高まります。
オンリーは寂しいだけじゃない!本当に危険な理由

オンリーはお客様が寂しいから良くないというのも事実ですが、危険なのはそれだけではありません。

お客様のテンションが落ちて帰りたいモードになる

ホストクラブは会話・演出・空気感で盛り上げる場所です。
オンリーになると、その空気が一気に切れてしまいます。

・スマホを触り始める
・周りの卓が楽しそうに見える
・「私、何しに来たんだろう」と思う

こうなると、追加オーダーどころか早めに退店につながります。

担当への不信感が生まれる

お客様は担当ホストに会いに来ています。
それなのに放置されると、

・「私って大事にされてないのかな」
・「売れてる卓の方が優先なのかな」
・「この店、適当じゃない?」

と思われてしまいます。
担当に悪気がなくても、オンリーが続けば続くほど印象は悪くなってしまいます。

来店しない原因になる

オンリーは、積み重なると売り上げに影響します。

・指名が切れる
・次回の来店がなくなる
・他店に流れる

ホストクラブでは「楽しかった」「大切にされた」という特別な感情が、次の来店につながります。
オンリーはその逆を作ってしまう行為です。
オンリーが起こりやすいタイミング

オンリーは、どんなにお店でも起こることがあります。
特に起こりやすいタイミングを覚えておきましょう。

出勤ホストが足りない混雑時
週末やイベント日は特にオンリーが起こりやすいタイミングです。

・席数に対してホストが足りない
・全卓が埋まっている
・ヘルプも回せない

シャンパンコールが発生している時

ホストクラブではシャンパンコールに盛り上がりが集中します。
ただし、コールに人が集まるとオンリーになりやすいです。

・店内の人員が一気に偏る
・戻るタイミングがズレる
・気づいたらオンリーが発生する

特に新人ホストはシャンパンコールに動きやすいので要注意です。

担当が他卓に呼ばれた・トラブル対応に入った時

担当ホストが伝票対応や他のお客様の対応に入った時、ヘルプが誰もついていないとオンリーになってしまいます。
長時間の抜けや何度もそういった場面が起こるとお客様に「またか...」という気持ちにさせてしまうので注意が必要です。

ヘルプがなんとなく抜けた時

「担当戻ってくるだろう」
「次の卓呼ばれたし…」
「誰か入るでしょ」

この少しの油断がオンリーにつながります。
オンリーを作らないために覚えるべき基本

新人ホストは指名客が少ない分、ヘルプで動くことが多いです。
だからこそオンリーを作らない動きができると評価されます。

席を抜ける前に「次の人」を確保する
「自分が抜けるときは誰かがはいってから」を徹底しましょう。

・担当が戻れないならヘルプを呼ぶ
・ヘルプが抜けるなら別ヘルプを入れる
・誰も入れないなら、自分が残る

とりあえず抜けるはNGです。

30秒〜1分でも声かけを残す

どうしても席を外す必要があるなら、最低限これを入れましょう。
「すぐ戻るので待っててね!」
「お飲み物大丈夫ですか?」
「退屈してないですか?すぐ誰か呼びますね」

オンリーの時間をゼロにできなくても、気持ちのオンリーを減らすことを心がけましょう。

店内を常に見てオンリーっぽい卓を察知する

・担当がいない卓がある
・ヘルプも消えてる卓がある
・お客様がスマホを見ている
・周りをキョロキョロしている

これを見つけたら、すぐに入るか、近くのホストに共有しましょう。
こういった動きが新人ホストは評価されます。
オンリーになった時の正しい解決方法

どれだけ気をつけても、オンリーが起きる時は起きてしまいます。
大事なのは、起きた後の動きです。

まず最優先で席に入る
オンリーは時間が命です。
気づいた人がすぐに入るのが基本です。
このときのコツは、盛り上げるより先に安心させることを重視しましょう。

「お待たせしました!すみません!」
「大丈夫ですか?退屈でしたよね」
「担当すぐ戻ってきますよ!」

放置されてた感を薄める一言が重要です。

担当や内勤に状況共有して戻るタイミングを作る

ヘルプだけで持たせるのは限界があります。
担当に戻ってもらう段取りを取りましょう。
内勤やボーイに状況を伝えることが大事です。

「〇番卓オンリーでした、今入ってます」
「担当戻れないなら、ヘルプもう1人欲しいです」

オンリー解消はチーム戦です。

お客様の感情を上書きする会話をする

オンリーが続いた後は、お客様のテンションが落ちています。
ここで必要なのは、テクニックよりも空気づくりです。

「今、店バタバタしてて…本当にごめんね」
「飲み直そ!乾杯しよ!」

ポイントは、放置されたという気持ちを歓迎されたに切り替えることです。
よくある質問

Q. オンリーって担当が悪いんですか?

A.必ずしも担当だけの責任ではありません。
混雑・コール・人員不足などお店側の状況でも起きます。
ただしお客様目線では担当がいないから不満という気持ちになりやすいので、結果的に担当の評価が下がることはあります。

Q. 新人でも勝手に席についていいの?

A.基本は入った方がいいです。
オンリーは放置が一番マズいので、気づいた人が動くのが正解です。
ただしお店のルールがある場合もあるので、
「〇〇卓オンリーになってたので入りますね!」
「今から〇〇卓つきます!」
と一言共有しながら動くとスムーズです。

Q. オンリーを放置するとどうなりますか?

A.放置すると以下のリスクがあります。
・追加注文が入らない
・退店される
・指名が切れる
・次回来店がなくなる
オンリーは売上・指名・信頼を同時に失う原因になります。

Q. オンリーになりやすい時間帯はありますか?
・週末のピークタイム
・イベント日
・シャンパンコール直後
・終電前で卓移動が多い時間帯
忙しい時間ほどオンリーは発生しやすくなるので注意が必要です。
まとめ

ホストクラブのオンリーとは、「お客様が席で一人になっている状態(担当もヘルプもいない状態)」のことを指します。
オンリーが長引くと、お客様のテンションが下がり、担当への不信感が生まれることがあります。
次回の来店に繋がらない可能性が高まる為、売上にも直結します。
新人ホストでもできる対策は、席を抜ける前に次の人を入れることや、店内を見てオンリー卓を察知しすぐに対応することが必要です。
お客様により楽しんでもらえるようなお店作りを心がけましょう。