最初は、ほんの軽い気持ちだった。
友人に誘われ、偏見を抱いたまま足を踏み入れたホストの世界。
けれど、そこで出会ったのは、想像していた“夜の世界”とはまったく違う、人の温度だった。
いつしかそこは「働く場所」ではなく、「自分らしくいられる居場所」へと変わっていく。
頑張った分だけ返ってくる世界で、本気で生きてみたい。
そう覚悟を決めた蒼空が、GOATで歩み続ける理由とは──。
ーホストを始めたきっかけ
ホストを始めたのは、大学2年生の10月。
最初は別の店で1ヶ月だけ経験し、その後いったん離れることになる。
京都の大学に通いながら終電で通う生活が続き、
「一度距離を置こう」と判断したのが理由だった。
当初はアングラなイメージもあり、正直なところ怖さもあった。
けれど、実際に入ってみると、想像とは真逆。
フランクで、自然に声をかけてくれる人ばかりだった。
「偏見は、すぐになくなりました」
再びホストの世界に戻ったきっかけは、
同期から聞いた「GOAT、雰囲気いいよ」というひと言。
軽い気持ちで足を運んだが、その空気感がすぐに肌に合った。
ー昼職と両立していた日々
大学卒業後は、昼職との両立。
国際物流の仕事をしながら、金曜・土曜だけミナミに立っていた。
当時の感覚は、
昼は「仕事」、GOATは「楽しみに行く場所」。
空間が心地よく、人間関係も自然体。
同年代の仲間や、年齢問わず趣味の合う先輩に囲まれ、
「ここに居たい」と思える時間が増えていった。
ー夜一本を選んだ理由
昼の会社は環境も良く、人にも恵まれていた。
それでも、「このまま続ける自分」が想像できなかった。
10年、20年先を考えたとき、本気で勝負したいと思えたのは、
頑張った分だけ結果が返ってくる世界だった。
「後悔しないように、自分で選んだ道を進みたい」
そう決めて、夜一本に切り替えた。
ー蒼空流・接客スタイル
接客で一番大切にしているのは、「一緒に楽しむこと」。
無理に盛り上げるのではなく、自分自身が楽しむことを大切にしている。
教わったことは一度試す。でも、すべてを真似するわけではない。
自分に合う形に落とし込んでいくのが、蒼空さんのやり方だ。
ーGOATという場所
蒼空さんが感じるGOATの魅力は、「メリハリ」。
楽しむときは全力で楽しみ、決めるところはきちんと決める。
その意識が、店全体に自然と共有されている。
合併による変化もあったが、同年代が多く、すぐに打ち解けることができた。
体験入店の時点から、新人をきちんと迎える空気があるのも、この店の特徴だ。
ーレギュラーになってから
週5出勤になると、体力的にも精神的にも負荷は増える。
売上へのプレッシャー、些細なミスへの不安。
それでも、「自分で選んだ道だから、今できることをやる」
その考え方で、前を向き続けている。
ー後輩との向き合い方
新人の頃、話しやすい先輩に救われた経験がある。
だから今は、自分がその立場になりたい。
ご飯に行き、話を聞き、無理のない距離感で寄り添う。
それが蒼空さんのスタンス。
ーこれからの目標
まずは、もっと上へ。
段階を踏みながら、確実に結果を出していきたい。
将来は、バーなど飲食の店を持つことも視野に入れている。
そしてGOATが、「名前を聞けばすぐ分かる店」になること。
その一員として、蒼空さんは今日も、現場に立ち続けている。
ーホストという仕事を選んだ理由は、派手さでも憧れでもない。
「ここなら、自分らしく本気になれる」
そう思えた場所に、ただ正直に身を置いた結果だった。
彼の歩みは、環境が人を変えるのではなく、
“選んだ場所でどう向き合うか”が未来をつくることを教えてくれる。
所在地:大阪府大阪市中央区宗右衛門町5-7 玉屋町ムーンビル1F
営業時間:19時00分 ~ 25時00分
問い合わせ先:06-6213-0577