派手に煽らず、無理に燃え上がらず。
なのに、なぜか長く愛され続ける人がいる。
GOATで店舗責任者を務め、グループの中枢を支える結城 奈津。ホスト歴は13年目。
彼の武器は“頑張りすぎない”こと、そして“壊れない”ことだった。
浮き沈みの激しい夜の世界で、どうやって自分を保ち、どうやってお客様との距離を守り、どうやって店を強くしていくのか。
冷静で、ちょっとドライで、でも筋が通っている。そんな奈津の言葉を辿る。
ー「ナツ」という名前に込めた、未来への想い
源氏名の「ナツ」は、当時の代表が"ハルさん"だったことから“次の季節を継ぐ”意味で選んだもの。
苗字の由来も、出会いの中で「かっこよくて似合うから」と渡された一つの看板だという。
名前って、ただの飾りじゃなくて——“どう在りたいか”の宣言になる。奈津はそれを、ずっと背負ってきた。
ーホストは「自然に選択肢にあった」
出身は奈良。中学の頃から、友人と冗談みたいに「そのうちホストになるかもな」と話していた。
特別な家系でも、派手な憧れでもない。
ただ、身近な環境や人との流れの中で、夜の世界が“現実の選択肢”としてそこにあった。
高校卒業後に本格的に飛び込み、そこから一度も道を変えずに走り続けている。
ー売れるまで2年。「深追いしない」に辿り着くまで
意外にも、最初から順風満帆なホスト生活ではなかった。
売上が形になるまで、時間がかかった時期もある。そこで彼が掴んだ答えは、いわゆる“全力で押し切る”やり方ではなかった。
彼のスタイルは、「深入りしない」。
一気に距離を詰めて熱量を上げすぎると、燃え尽きも早い。だから、余白を残す。次に会いたくなる余地を残す。そして何より、自分のキャパを超える約束はしない。無理をしないことが、結果的に“長く続く関係”を作ってきた。
ー自身の強みは運
息の長いお客様が多い。10年以上会いに来てくれるお客様もいる。
スタイルとしては普通の接客だという。普通に連絡取り合って、普通の接客。
特別飛び抜けた成績もないが、自身も息長くホストをやれているのかもしれない。と語る。
「ホスト初めてから釣り堀も釣竿も変えてないんですよね」
試行錯誤をして確立したスタイルではなく、当初からやり方は変えていない。
ー所作の美しさは、“年齢が作る色気”
接客で意識しているのは、姿勢と所作。特に「手の動き」は色気が出る部分だと語る。
30代に入ると、差が出る。派手なテクニックより、日々の積み重ねがそのまま見た目に出る。
“美しさ”は、努力というより生活の結果。だからこそ誤魔化せない。
ー最後に──ホストの業界へ来る子へ
最近は嫌なニュースも多い。
それでも奈津は、必要以上に怖がらなくていいと言う。
「今の方が働きやすい環境は増えてる」
そしてGOATは、壊れてしまう人を作らないように常にチームを見守り整えてくれる陣営がある。
入ってきてほしいのは、空気を変えられる子か、空気に馴染める子。
相反するようで、どちらも“伸びる入口”になる。
どっちでもいい。ただ、自分を壊さない形で、続けていけること。
それが、奈津がいちばん大事にしていることだった。
ー派手に勝つより、長く残る。熱く煽るより、壊れない。奈津の言葉は“夜の世界の現実”そのものだった。頑張り方を間違えなければ、この世界はちゃんと味方してくれる。そんな安心感が、GOATに行けばわかるだろう。【GOAT 店舗情報】
所在地:大阪市中央区宗右衛門町5-7 玉屋町ムーンビル1F
営業時間:19時00分 ~ 25時00分
問い合わせ先:06-6213-0577