【TOP DANDY 別館】 "10年後も選ばれる存在に" shoが語る、長く選ばれるホストの条件

【TOP DANDY 別館】 "10年後も選ばれる存在に" shoが語る、長く選ばれるホストの条件
華やかな世界に身を置きながらも、目の前のお客様と誠実に向き合い、地道に努力を重ねる。【TOP DANDY 別館】のshoさんが大切にしているのは、そんな接客業としての本質だ。

ディズニーキャスト、配送業を経てホストの世界へ。新人時代には接客の違いに戸惑い、人を信じて傷ついた経験もあった。それでも、自分らしいスタイルを見つけ、少しずつ成長を重ねてきた。

今回は、ホストになった経緯から接客へのこだわり、そして「ロングセラーのような存在になりたい」という将来の目標まで、shoさんの歩みを振り返る。
ー接客の原点は、4年間のディズニーキャスト経験

shoさんが接客の面白さを知ったのは、18歳から22歳までの4年間、ディズニーキャストとして働いていた頃だった。

幅広い年代のお客様と接する中で身についたのは、相手に合わせた丁寧な言葉遣いや、性別を問わず自然に接する姿勢。そこで培った接客の基礎は、現在のホストとしてのスタイルにもつながっている。

その後、コロナ禍をきっかけに配送業へ転身。生活を支えるため、より収入を得られる仕事を選んだ。免許を持っていたことに加え、当時は日当2万円ほどの条件もあり、ディズニー時代と比べて収入が大きく増える点に魅力を感じたという。

接客業から配送業へ。一度は異なる道に進んだshoさんだったが、その後、ホストという新たな仕事に挑戦することになる。

ー怖かったホストの世界。入ってみて気づいた接客の難しさ

ホストになる前は、業界に対して強い恐怖心があったという。

今ほどメディアでホストの仕事を知る機会も多くなく、グループごとの違いも分からない。親にホストを始めると伝えることにも抵抗があり、不安を抱えながらの挑戦だった。
それでも、自らホームページを探して求人に応募。実際に働き始めると、想像していた世界とのギャップを感じた。

「意外とちゃんとした人がいるんだな」と思う一方で、接客の基礎がいかに重要かを改めて知ることになった。
特に苦戦したのが、ディズニー時代との接客スタイルの違いだ。
当初は一人称が「私」のまま。丁寧な接客を心がけていたものの、ホストクラブに来る女性が求める距離感や雰囲気を十分に理解できず、違和感を与えてしまうこともあった。
お客様によって、楽しく飲みたい、より親しくなりたい、じっくり話を聞いてほしいなど、来店する目的はさまざま。相手が何を求めているのかを把握し、自分がどこまで応えられるのかを考えることが、想像以上に難しかったという。
ー過去の経験がつないだ、忘れられない再会

ホストとして働き始めてから、ディズニーキャスト時代の経験が思いがけない形で現在につながったこともある。
当時中学生だったファンの方が、成人しててshoさんの働くホストクラブへ会いに来てくれたのだ。
ディズニーキャストとして応援してくれていた人が、何年もの時を経て、今度はホストとしての自分に会いに来てくれる。その再会は、shoさんにとって大きな感動だったという。

かつての仕事で築いた人とのつながりが、形を変えて今の自分を支えてくれる。これまで積み重ねてきた経験は、誰にも真似できない自分だけの強みになっていると実感した。

ー失敗と挫折から学んだ、プロとしての振る舞い

新人時代には、言葉遣いだけでなく、案内やお店選びなど、さまざまな場面で失敗を経験した。
そうした経験を重ねる中で、shoさんが学んだのは、ホストは楽しい時間を提供するだけの仕事ではないということ。
お酒が入っていても、最後までお客様に配慮し、安全に送り届ける。どんな場面でも、プロとしての自覚を持って行動することが大切だと考えるようになった。

また、忘れられない挫折もある。

TikTokライブで知り合ったリスナーから「会いに行く」と言われ、その言葉を信じて空港まで迎えに行ったものの、相手は現れなかった。
金銭的な被害があったわけではない。それでも、人を信じた気持ちを裏切られたことが大きなショックとなり、当時は深く落ち込んだという。
ホストの仕事では、人との距離が近くなるからこそ、期待や信頼が傷つくこともある。そんな経験も、現在のshoさんの接客観を形づくる一つになっている。
ー自分らしさを見つけ、地道な努力を積み重ねた

思うように結果が出なかった新人時代。shoさんは、SNS配信や日々の出勤、初回接客を継続しながら、少しずつ自分のスタイルを見直していった。

一人称も「私」から「俺」「僕」へと調整。ただし、無理にオラオラ系のキャラクターへ変わろうとはしなかった。
自分の強みは、爽やかさや笑顔、そして相手の良いところを見つけられること。そう考え、自然体でお客様に寄り添う接客を大切にするようになった。

初回接客で意識しているのは、相手の目を見ること、魅力的なところを見つけて褒めること。そして何より、「何を求めて来店したのか」を理解することだ。
相手が求めているものを分からないまま、自分のやりたい接客をしても伝わらない。そんな気づきから、お客様の話を聞き、その人に合った距離感を考えるようになった。
もちろん、すぐに結果が出たわけではない。休まず出勤し、配信を続け、初回接客を重ねる。そうした日々の積み重ねによって、自分の中のエネルギーも整い、少しずつお客様が増えていったという。

一度の大きな出来事で変わったのではなく、コツコツと続けてきたことが、結果につながっていった。
ー「寄り添い」と「真面目さ」が、長く支持される理由

shoさんが自身の強みとして挙げるのは、「寄り添い」と「真面目さ」。

お客様に積極的にお酒を勧めるよりも、相手の話を聞き、関係性を大切にする接客を得意としている。実際に、長く通ってくれるお客様から評価されることも多いという。

一方で、自分の弱さについても率直に語る。

競争の激しい環境の中で、初回接客で選ばれなかったときに落ち込んでしまうことがある。自分でも「気にしい」な性格だと感じており、気持ちを素早く切り替えることが今後の課題だ。

そんなshoさんにとって、長年歌舞伎町で経験を積んできた先輩の言葉は大きな学びになった。

良い時期も苦しい時期も知る先達から、ホストとしての考え方や仕事への向き合い方を学び、現在の価値観につながっている。

伸び続けるホストと、伸び悩んでしまうホストの違いについて、shoさんは「現状に満足せず、常に上を目指し続けること」だと考えている。
ー30歳を前に選んだ、新しい環境での挑戦

30歳を前に、さらなるステップアップを目指して移籍を決意したshoさん。

【TOP DANDY 別館】を選んだ理由には、人の良さや店舗の知名度があった。新しい環境で自分を成長させたいという思いが、次の挑戦につながった。

現在の目標は、目先の売上記録を追うことだけではない。

新たなお客様との出会いを増やし、これまで支えてくれたお客様が無理なくお店を楽しめるような基盤をつくること。特定のお客様に負担が偏るのではなく、より多くの人に長く支持されるホストを目指している。
その先に見据えるのは、特定の役職に就くことよりも、年齢を重ねても求められ続ける存在だ。

「10年後も需要がある、ロングセラーのようなホストになりたい」

一時的な華やかさだけではなく、長く選ばれ続けること。そのために、今できることを積み重ねている。

ーシャネルでもユニクロでも。大切なのはプロとしての自覚

shoさんが考える、ホストに最も必要なもの。それは、才能や外見以上に、プロとしての自覚と自己管理だ。
お客様が支払う料金に見合った言動、行動、身だしなみを意識すること。華やかな服を着ているかどうかではなく、舞台に立つ人間として、どれだけ自分を律することができるかが重要だという。

「シャネルでもユニクロでも関係ない」

どんな装いであっても、プロとしての核を持っていることが大切。日々の仕事に慢心せず、月末までやり切る姿勢を重視している。

その考え方は、将来設計にも表れている。

かつては美容サロンの経営を夢見ていたこともあり、現在は貯蓄や積立NISAなどの資産形成にも関心を持つ。仕事を通じて収入を得るだけでなく、将来に向けて安定した基盤を築き、楽しい老後を送りたいという現実的なビジョンもある。

華やかな世界にいるからこそ、目の前の成功だけにとらわれず、長い人生を見据えているのだ。
ー「覚悟次第で人生は変えられる」これから挑戦する人へ

最後に、これからホストを始めようと考えている人へメッセージを聞いた。

「自分の覚悟次第で人生は変えられる」

未経験だから、外見に自信がないからと、最初から可能性を狭める必要はない。自分をどう表現するか、どんな努力をするかも含めて、それぞれが信じる道を貫くことが大切だとshoさんは語る。

もちろん、ホストは簡単に結果が出る仕事ではない。接客の難しさも、人間関係の悩みも、思うようにいかない時期もある。
それでも、失敗から学び、自分の強みを見つけ、努力を続けることで変わっていける。

ディズニーキャストから配送業、そしてホストへ。異なる経験を重ねてきたshoさん自身が、その可能性を体現している。

「興味があるなら、覚悟を決めて挑戦してほしい」

目先の華やかさだけではなく、長く人に求められる価値を磨き続ける。そんなshoさんの姿勢は、ホストという仕事の奥深さを教えてくれる。
ーディズニーキャスト、配送業、そしてホスト。
一見すると異なる道を歩んできたshoさんですが、すべての経験に共通しているのは「人と向き合う姿勢」でした。 思うようにいかない時期や、信じた気持ちが傷つく経験を乗り越えながら、自分自身の強みを見つけ、少しずつ成長を重ねてきた。 華やかな世界で注目を集めるだけではなく、目の前の相手を大切にし、長く必要とされる存在を目指す姿勢こそ、shoさんが大切にしているホストとしての在り方です。
「10年ごも求められる、ロングセラーのようなホストになりたい」 その言葉の裏には、日々の努力を積み重ねる一人のプロとしての覚悟がありました。
これまでの経験を武器に、これからどんな価値を届けていくのか。shoさんの挑戦はまだ続いていきます。


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